概要
現在のレアスニーカーブームの頂点にいるモデルの一つといっても過言ではない、JORDAN×Travis Scott。2019年発売のAJ1は高騰が止まらず、2021年現在、HIGH、LOWともに簡単に手が出ない状態になっている。そんなトラビスコラボに、さらにコラボの大御所であるFragment Designが相乗りした、まさに反則級のトリプルコラボモデルである。
1985年当時、サンプルのみ作成されたという幻の白黒青のカラーブロックをサンプリングし、おなじみとなった逆スウッシュがアイコンに映えるモデル。また、AJ1LOWのOG自体も、そもそも知る人ぞ知る名作であり、そのカラーリングともにマニアにもたまらないモデルとなっている。
発売まで
コロナ禍の真っただ中であったが、インスタでトラビスと藤原ヒロシが同席するショットが投稿され、大型トリプルコラボの噂が流れた。
ほどなくして白黒青のHIGHカットのサンプルの写真がリークされ、リリースが実現するのかどうかについてはかなり怪しいレベルではあったものの、2021年夏に無事にドロップ。…といっても、HIGHカットはSNKRSの限定アクセスのみの販売という、これまた大きく物議を醸す販売方式がとられた。AJ1LOW×トラビスの1stモデルの時は、SNKRSのみで9時のゲリラリリースだっただけに、このHIGH販売時もSNS上には怒りと悲しみの投稿が溢れた…
続くLOWは、無事に(?)通常の抽選販売形式がとられたのであった。また、ジョーダンの写真があしらわれたTシャツとパーカー、ショートパンツと同時のリリースとなった。
発売日
2021年8月13日
発売店舗
SNKRS 抽選 〇
ATMOS 抽選
KITH 抽選
A+S 抽選
購入方法
SNKRSの抽選でまさかまさかの当選。
2021年も相変わらず勝率が高いわけではないが、VaporWaffleも一足SNKRSでとれていることを考えると上々なほうでは?
価格
18,150円
箱のデザインと梱包
段ボールを開けた瞬間に目に飛び込んでくるのは、シューボックスを覆う透明のプラスチック製のカバー。こちらには、Travis Scottコラボのアイコンとなっているカクタスジャックのロゴ、およびフラグメントデザインのロゴ、AJ1のウイングロゴがあしらわれている。
箱本体は、AJ1のボックスデザインだが、シューズのカラーに合わせて白青でアレンジされている。
サイズのシールも通常とは違うものになっていた。
ピンクの梱包紙も、プラスチックカバーのデザインと同じプリントが施されている凝った仕様。
本体のデザイン
なんといっても、トラビスコラボの象徴である逆スウッシュが最大の特徴。外側だけが逆スウッシュで、内側は通常のスウッシュになっている。なお昨今リリースが多いAJ1LOWのインラインモデルは、シュータンが長く、ロゴがジャンプマンとなっているが、OGのLOWモデルはNIKE AIRのロゴ仕様であり、今作も当然その仕様。
なんといっても、トラビスコラボの象徴である逆スウッシュが最大の特徴。外側だけが逆スウッシュで、内側は通常のスウッシュになっている。なお昨今リリースが多いAJ1LOWのインラインモデルは、シュータンが長く、ロゴがジャンプマンとなっているが、OGのLOWモデルはNIKE AIRのロゴ仕様であり、今作も当然その仕様。
白黒ベースの80’Sオーセンティックなバッシュカラーでありながら、青をアクセントとした秀逸なカラーブロックにまとめられており、夏に重宝するLOWカット(AJ1HIGHは夏本当につらい…)にふさわしいデザイン。
ディテール
大型トリプルコラボにふさわしい凝りまくったディテールが満載。ミッドソールはヴィンテージ仕様で黄ばんだ雰囲気を採用し、逆スウッシュ部はシボ革で高級感を演出。
シューレースもヴィンテージカラー、青、黒、ピンクと四色同梱し、いずれも革という豪華絢爛なセット。
シュータンのわきには、左足がフラグメントデザイン、右足がカクタスジャックでそれぞれのタグが縫い付けられていて、アンクル部には逆に左足にカクタスジャック、右足にフラグメントデザインのロゴが型押しされている。
ヒールはウイングマンロゴが型押しされているのがOG仕様だが、右足に刺繍のウイングマン、左足にカクタスジャックの文字の刺繍にアレンジされている。
履き心地とサイズ感
履き心地は、AIR入りとはいえ35年前のバッシュなので推して知るべし…である。とはいえ天然革でもあるので履いているうちに足によく馴染んでくると思われる。クッショニングもまあ…というレベル。
サイズ感は通常のNIKE、AJ1同等ということで問題なし。
その後の入手方法と価格相場
販売店舗も数も多いと噂されているものの、価格はなかなか落ちない。HIGHはさらに一回り高額な相場を形成しているが、こちらもゴールデンサイズは15万円弱といったところ(2021年8月下旬現在)。
当初7,8万円台だったが現在10万を超えているトラビスコラボ1stのLOWの影響も少なくないと思われる。
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