概要
NIKEのコラボシリーズとしてはもはや大御所感の漂うsacai。LDwaffleの連発とブレーザーLOWのリリースラッシュにより、手に入りやすいモデルが増えてきたが、その中でも依然として高い人気を誇っているVaporwaffle。2月にsacaiオンラインのみでリリースされたゴルチエのコラボモデル(記事リンク)も人気を博し入手困難。今回は、ガムソール以外は真っ白と真っ黒に染められたモノトーンのデザインで、服を選ばない使いまわしのよいモデルとなっている。メッシュでなくナイロンアッパーも、履く季節を選ばず嬉しいところ。Vaporwaffle自体の解説はセサミの記事で書いているのでこちらを参照(記事リンク)
発売まで
リークは相当早くに流れ、2021年頭にはすでに発売時とほぼ同じ状態でのイメージが出回っている。当初は21年の春夏にリリースという噂だったが、結局1年後となった。コロナ禍でベトナムの工場が閉鎖するなど、供給もかなり滞っているという状況も関係したのかもしれない。同じ型のVaporwaffleのリリースとしては、21年4月のSesame・Darkiris以来となることや、シンプルなカラーリングでリリース前からかなり話題となっていた。なおコロナは、緊急事態宣言は終了している状況下であったが、NIKE labの入店抽選はなく、SNKRS PASSに全て割り当てられた。
発売日
sacai オンライン:2022年3月10日
SNKRS:2022年3月10日
DSMG:同上
NIKE lab:無し
購入方法
sacai オンライン:×
SNKRS :×
⇒が、しかし知人がGOT’EMしてくれました。感謝!
販売価格
22,000円
箱デザイン
NIKE×sacaiではおなじみとなっている、オレンジボックスで側面に筆記体NIKEロゴのドローボックス形式。箱を開けると、こちらもおなじみとなっているNIKE×sacaiロゴの包装紙。sacaiオンラインでの当選品は、今回もオリジナルのステッカーが封入されているようだ。
本体デザイン
これまでは複数のカラーを混ぜ合わせたデザインとなっていたため、さまざまなパーツをずらすことでレイヤー感を演出していた。特にサイドのスウッシュのプリントは、ミッドソールにまではみ出しダイナミックな印象を強めていたが、今作では同色でやや目立ちにくいこともあり、おとなしめで落ち着いたデザインとなっている。モノトーンで引き締まった意匠に加え、アクセントになっているガムソールが目を引く構成である。LDワッフルのモノトーンカラーのブラックは、リーク時にソールもすべてブラックのイメージが露出していたが、リリース時には白ソールとなっており、一部のファンは落胆していた。今回も白ソールになるのでは?との声も聴かれたが、無事に黒ソールのままリリースとなった。
ディテール
ナイロンアッパーのモデルなので、基本的な構成はセサミやダークアイリスと同じ。片方はリボンのシューレース、二重のシュータン、トゥとシューレースホールのスエードなどお馴染みのディテール。やはりサイドのペイントのスウッシュの印象は薄く、ミッドソールにはもはやペイントされていなそうだ。ヒールのロゴやインソールのロゴもグレーと控えめ。付属の替え紐はブラックの丸紐一本。
サイズ感と履き心地
セサミやダークアイリスのとき(記事はこちら)と同様のサイズ感。NIKEの通常のサイズ選びで問題なしと思われる。筆者は、ダンクやAF1よりはハーフアップで、AJ1と同サイズ。通常のNIKEのモデルよりもやや中は幅広ではないだろうか。
今後の入手方法と相場
LDワッフルのトリプルブラック、ホワイトのときと同様、今回もホワイトのほうが人気が高いようだ。
2022年3月現在、ブラックは約4万円(28cm)で推移。比べてホワイトは5.5万円と、その差は大きい。
・スニーカーダンクで探す
・StockXで探す
コメント