■AIR JORDAN1 HIGH FEARLESS UNC CHICAGO( エアジョーダン1 フィアレス)

概要

NBAの伝説的プレイヤー・マイケルジョーダンがバスケットボール殿堂（ネイスミス・メモリアル・バスケットボール殿堂）入りを果たしたのが2009年。その10周年の記念モデルとしてリリースされる”FEARLESS ONES”シリーズ。殿堂入りの際のスピーチで「Limits, like fear, are often just an illusion」と話したことからFEARLESSの名をとったもの。

シリーズ第三弾となる一足は、AJ1の最も正統なカラーとでも呼ぶべき赤白（通称Chicago）と、出身大学のチームカラーをまとったノースカロライナブルー（通称UNC）を合体したデザインをパテントレザーでまとめ上げた。

リリースラッシュの続くAJ1にあって、正統的カラーの安定感と異端な個性を併せ持った一足となった。

発売まで

7月頃にリーク情報が流れ、10月28日に正式リリース情報が確認された。
同シリーズでは、先行して10/22に発売されたメタリックカラーのWomens AJ1、11/1に発売されたフライイーズがある。なお、この間に発売されたエナメルのシャタバ（SHATTERED BACKBOARD 3.0　以降シャタバと記載）はFEALESSシリーズではない。

さらにこのあと、すでにリークで注目を浴びているCLOTやFACETASMコラボなど複数のMIDモデルが矢継ぎ早にリリース予定。

なおほかにリーク画像の流れているChicago to UNCは、黒赤ベースにノースカロライナブルーをジョイントしたレザーの別モデル。

発売日

2019年11月2日

発売店舗

SNKRSを除きすべて抽選。店舗は多いのだが、ATMOSでは200人並んで25足しか用意がない店舗もあり、足数は少なかった模様。

SNKRS
NIKE原宿
ATMOS
TOKYO23
MITA SNEAKERS
A+S
UPTOWN
UNDEFEATED
BEAMS
GALLERY-2

購入方法

SNKRSの一本釣りでGOT’EM。SNKRSは抽選のモデル以外当たらなかったので、アカウントがはじかれているのではと思っていたが、生きていたようだ。まったく期待していなかったのだが、幸いにも入手できた。

戦績を別記事でまとめようと思うが、勝率にして2割くらいだろうか。

価格

17,600円

箱のデザインと梱包

通常のAJ1は黒の箱に赤のNIKEロゴが入っているが、FEARLESSシリーズでは赤黒反転したデザインとなっている。箱を開けると「Limits, like fear, are often just an illusion」のスピーチ内容がプリントされた特別バージョンの包装紙に入っている。

本体のデザイン

もはやアートピースの域に達しているといっても過言ではない、完成されたハイカットのクラシックなシルエットの美しさは言わずもがな。

前述のとおりChicagoとUNCを合体したデザイン。アイレットの9ホールのうち、5ホールより下部がChicago、上部がUNCとなっている。スウッシュやアンクルパッドは黒となっており、Chicago側のカラーを踏襲している。

ナイロン製のシュータンは黒で、これはいずれのカラーにも採用されていないもの。パテントでやや軽くなった見栄えを引き締めている。

ディテール

インソールはFEALESSシリーズ共通のものが採用されている。スピーチの内容が繰り返しプリントされたものにFEARと大きく書かれ、それを消すように横線が重ねられたデザイン。このFEARを消したデザインと同じロゴのタグが付属している。アンクルには黒のウイングマークを樹脂コーティングしたものがあしらわれ、シュータンタグはもちろんNIKE AIR。

アンクル部の立ちあがりは高めで、オリジナルの象徴である踵の直線ぶりはそこそこ再現。最近のモデルとのシルエット比較は下記を参照。

なお、シューレースが黒白青赤の4色同梱という豪華な仕様。地味に3色シューレース買うだけで2000円はかかるのでちょっと得した気分に。

履き心地とサイズ感

筆者はAJ1は初購入。なおバスケと普段履き合わせて、AJ歴は、5、8、11LOW、13。

他のAJ1と同じく幅が狭めなのとレザーが硬いため、通常のNIKEサイズ感ないしハーフサイズアップくらいがよさそう。履きこんでみないとわからないが、レザーが足に馴染んでくることが予想されるので、サイズアップしなくともよいかもしれない。ちょっと大きめをチョイスし、シューレースをきつめに締めるスタイルもかっこいいのでお好みで。

さすがにソールのクッショニングは硬め。

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