スポンサーサイト

■FEAR OF GOD × NIKE AIR FEAR OF GOD MOC(フィア オブ ゴッド×ナイキ エア フィア オブ ゴッド モック)

FEAR OF GOD

概要

 FEAR OF GODは、2013年にデザイナーであるジェリー・ロレンゾがLAで立ち上げたラグジュアリー・ストリートブランド。ファッション関係の名門校などで学んだ経験のないロレンゾが作り出す、ストリートファッションのモチーフをラグジュアリーメゾン的な手法に落とし込んだデザインは、カニエ・ウエストやジャスティン・ビーバーなどのファッションインフルエンサーとのコラボレーションを経て、セレブリティをはじめ絶大な支持を経ている。

その他のモデル。左よりスカイロン2、ゴッドレイド、シュートアラウンド、フィアオブゴッド1

 NIKEとは2018年12月にコラボレーションを開始。第1弾となったのは、AIR MAX 180の構造に似た、ダブルスタックズームエアという実際のバスケットユースに耐えられるスペックのクッショニング機構を備えたAIR FEAR OF GOD 1。シューズとしての高いパフォーマンスとファッショナブルな外観をみごとに両立するモデルとなった。バスケットのウォームアップジャージをモチーフとしたアパレルと同時にリリースされ大きな話題となった。

 その後2モデルのリリースを経て、FEAR OF GOD RAIDと同じタイミングでリリースされたFEAR OF GOD MOC。モカシンブーツのようなシルエットは似通っているが、フィッティング方法と素材に大きな違いがある。

発売まで

 2019SSにキャンペーンコレクションとして登場。ライトグレー、ベージュ、ブラックの3色が販売済み。国内では、dover street market ginza、Nike LAB ma5、snkrsで販売。

発売日

第1弾2019年4月30日ライトグレー

第2弾2019年5月17日ブラック、ベージュ

購入方法

snkrs購入(ブラック)

価格

¥18,360

箱のデザインと梱包

ドローボックス式を採用している。カラーはサーモンピンク。中の包装紙は通常のもの。

本体のデザイン

モカシンブーツのようなシルエットに、大きな甲のストラップが特徴。AIR MOCのようにヒールにフィッティングのためのドローコードがついている。他のFEAR OF GOD モデルと同様に180タイプのエアを採用。ソール自体も共通のアイボリー色、形になっている。

本体はリップストップナイロンを採用し、軽量かつ耐久性の高いモデルに仕上げている。踝部分はマグネットボタンで開閉でき、脱ぎ履きしやすくする工夫がなされている。

ディテール

ソールのヒールには小さな文字でNIKE AIR、エア近傍にはAIR180、FEAR OF GOD SN832 91 66と表示されており、ほかのモデルと共通のデザイン。またストラップ端のスウッシュと、ドローコードの端部は特殊な質感のプラスチックパーツになっておりラグジュアリー感を付加している。ドローコードのトグルは、クリアパーツを採用。

ダブルスタックズームエアは、180タイプのエアのなかに、チャンバータイプのエアが透けて見えるデザイン。薄く水色がかったクリアタイプのエアは、ほかのクリアソール同様、おそらく経年劣化で黄変するものと思われる。

インソールにはFEAR OF GOD のロゴが入る。ソールパターンは、ワッフルソールをつぶしたような特徴的なデザイン。メタルのマグネットボタンにはスウッシュが型押しされている。

履き心地とサイズ感

リップストップで生地が薄いため、サイズ感としては大きめ。ソールの歩行感は良好。筆者はいつものNIKEサイズでは踵が余ってしまい、かなりフィット感が悪い状態となってしまった。ストラップで調整しようとすると圧迫感が強すぎ、ドローコードを締めて調整しようとすると、踵にドローコードがあたってしまい不快感が強い。

幸い店舗在庫もあることから、店舗での試着や、オンラインストアでは通常のNIKEモデルよりハーフサイズ下げなどでの購入をお勧めする。

重量

約300グラム

その後の入手方法と価格相場

2019年7月現在、snkrs、dsmg、Nike LAB  ma5でも各色在庫あり。プレミア価格は付いていない。

メンテナンス

防水スプレー実施。リップストップのため、汚れにくいうえクリーニングが容易。ソールは2,3回の着用ですでに削れており、やや摩耗に弱い印象。

関連モデル

AIR RAID

FEAR OF GOD × AIR SKYLON 2

AIR FEAR OF GOD 1

FEAR OF GOD AIR SHOOT AROUND

AIR FEAR OF GOD RAID

コメント