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■FRAGMENT DESIGN×MONCLER×CONVERSE CT70(フラグメントデザイン×モンクレール×コンバース チャックテイラー)

CHUCK TAYLOR

概要

1990年代から現在に至るまで、ファッションやカルチャーの最重要人物である藤原ヒロシ氏。2019-2020シーズンは、彼の主催するFRAGMENT DESIGNとMONCLERのコラボレーションラインが展開されている。

そのラインから、さらにCONVERSEとのトリプルコラボレーションが実現。不朽の名作であるチャックテイラー(CT70)のローカットをベースにホワイトとブラックの2色展開で、日本未発売。

海外コンバース輸入問題

やはりスニーカーを取り扱うサイトとあっては、この問題に触れざるを得ないだろう。

日本では、CONVERSE ALL STARの商標権はコンバース ジャパン(伊藤忠商事)に帰属しており、本国アメリカのCONVERSE(現在はNIKE傘下)とは別の会社であり、パッと見は同じでも日本のALLSTARと海外のチャックテイラー(CT70やChuck70)は全くの別物である。以降、区別のため前者をオールスター・後者をチャックテイラーと呼ぶことにする。

古くよりこの海外製コンバースを愛するマニアは少なくなく、個人輸入も可能となったここ10年くらいはチャックテイラーを街でみかける回数もかなり増えた。

左がオールスターで右がチャックテイラー

コンバースジャパン・伊藤忠商事の商標権について少し触れておく。海外製チャックテイラーの人気が高まり、輸入して国内で販売する業者に対して伊藤忠商事が訴訟を起こし勝訴、以降、国内ではオールスターの販売しか認められていない。従ってネット上の販売店などで、海外製チャックテイラーと称した商品には注意されたい。しかしながら、販売用でなく、個人の私用に限っては持ち込みや個人輸入は制限されていないというのが実情のようだ。ただし、税関で没収されたとか、二足までならOKなど諸説あり、注意が必要。

今回はスペインのSVDでの購入であったが、結果として問題なく到着した。箱が開けられており、税関で検閲されたようだ。関税は1600円。

国内版オールスターと海外版チャックテイラーの違い

最大の違いはシルエットとヒールタグ。

海外製チャックテイラーは、クッショニングフォームを内蔵しているため、履き心地が良く、外観上もソールが厚い。比べて国内版オールスターは、ゴムソールの歩行感でやや薄く仕上がっている。シルエットで見ると、チャックテイラーの方がつま先が持ち上がったようになっており、履いた時にスマートに見える。少し大きめのサイズを選び、紐をギュッとするとさらにシルエットが強調されるので、このスタイリングを好む人も多い。

タグについては、一昔前まではチャックテイラーが黒、オールスターが白で、チャックテイラーは星マークのタグであった。通称黒タグと呼ばれるこの部分は、近年ではチャックテイラー人気にあやかって国内企画にも採用されているため、ややこしくなっている。黒タグには一つ星と三つ星の二種類がある。

見分ける上では、小指付近のステッチに注目すると良い。チャックテイラーを模した国内企画でも、このステッチはなぜか再現されないので、一番わかりやすいポイントとなっている。

発売日

2020年9月1日

販売方法

END.
Sneakersnstuff
SVD
ONE BLOCK DOWN など

価格

19,049円(END ただしレートによる)
18,100円(SNS 日本向けHP)
135€(SVD)
以上全て送料、関税除く

箱と梱包

普通のコンバースの箱で到着。ENDで購入したものは専用のシューズバッグが付属するようだ。外箱は税関で開けられた状態で届いた。

全体のデザイン

今回はブラックを購入。

アッパー外側にステッチで四角いマークが施され、全周に回されるラインテープが特殊仕様になっている。またヒールのラインテープにはモンクレールとフラグメントのロゴ。

ディテール

ラインテープは、通常のものより幅広になっており、踝下あたりにテキストがプリントされている。黒タグは、星のついていないタイプでチャックテイラーの文字がメイン。加えてfragment designの文字とマークも小さく施されている。

インソールにも両者の文字とロゴ。

サイズ感と履き心地

コンバースはナイキなどにくらべハーフサイズずれているので注意が必要。たとえばUS9=JPN27cmだが、コンバースではJPN27.5となる。加えてコンバースのほうが作りも若干大きめ(というか生地が薄いからか)。NIKEと同じJPNのcmサイズ(=USでハーフダウン)であれば問題ないだろう。大きめをぎゅっと絞るならハーフサイズでミスってもあまり問題にならないが、ジャストサイズにこだわる人は注意が必要。

履き心地は、やはり国内版オールスターにくらべクッショニングが効いていて快適。ちょっと細いつくりなので、長い時間履いているとやはり小指に疲れがでそう。

その後の入手方法と価格相場

2020年10月9日現在、リセールサイトでは2万円前後で入手可能。Sneakersnstuffでは小さいサイズはまだ入手可能。モノカブでは取り扱いなし。

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