概要
オリジナルは1985年発売のバスケットボールシューズであり、エアを搭載していないノンエアバッシュの代名詞とも言えるモデル。2000年前後に復刻が始まり、以降SBモデルやコラボレーションなどで人気を博した。このダンクが、近年また復刻ラッシュで大きな盛り上がりを見せており、コラボレーションも旺盛である。
今回コラボレーションしたSLAMJAMは、イタリアの第一線を走るセレクトショップで、コムデギャルソンやOFF-WHITEなどのハイブランドを取り扱っている。
発売まで
ホワイトとブラックの二色が展開され、ホワイトはSLAMJAMのみでの販売となった。ブラックは国内ではSNKRS、アトモス、BAIT、UNDEFEATEDなどかなり限られた販路での展開となった。
発売日
2020年10月30日
販売方法
SLAMJAM オンライン抽選 〇
国内であまり話題になっていなかったためひっそりダメ元で抽選したら見事に当選。当選の通知が夜中に来て、その間に購入しないと権利を失うシステム。ブラックは全滅。
価格
16,500円(ブラック国内定価)
箱と梱包
箱は二重になったスペシャルボックス仕様。中の包装紙も非常に凝っており、見ているだけで楽しめる豪華仕様。
全体のデザイン
通常のダンクに比べ、素材やディテールが細かく変更されている。通常のダンクよりも若干だがボリューミーに感じる。ソールも若干分厚く見える。
ディテール
つま先のベンチホールは一列にまとめられ、スマートな印象になっている。つま先を減らせた分、スウッシュの下にも追加されている。スウッシュとミッドソールがクリアパーツになっている。アウトソールのクリアはよくあるが、ミッドソールだけというデザインは珍しい。全体に上質なレザーを用いているが、シュータン部分はサテンで仕上げており、非常に高級感を感じさせるディテールが満載。シューレースも表と裏で色を微妙に変えている。シュータンのナイキロゴは反転され、スウッシュはカカト部まで伸びてアンクルのループパーツと兼用されている。このパーツにさりげなくSLAMJAMのロゴが。
とにかく見ていて飽きない作り込みである。
サイズ感と履き心地
ダンクはややワイズが広いこともあり、通常のNIKEサイズ感か、ほんの少しだが他のモデルより大きめな印象。ハイカットなので脱着が難儀なのと、通気性が悪いため夏には向かない。クッショニングは、ランニングモデルやAIR搭載モデルに比べると当然悪いはずでほかのダンクは結構足が疲れるのだが、こちらのモデルは革の上質な履き心地もあり、あまり疲れない。
その後の入手方法と価格相場
2021年3月末現在、価格は30,000を超えたあたりで推移している。
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