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■NIKE DUNK HIGH SPARTAN GREEN(ナイキ ダンク ハイ スパルタングリーン)

Dunk

概要

オリジナルは1985年発売のバスケットボールシューズであり、エアを搭載していないノンエアバッシュの代名詞とも言えるモデル。2000年前後に復刻が始まり、以降SBモデルやコラボレーションなどで人気を博した。HIGHとLOW、まれに発売されるMIDの3型で構成される。LOWは1985年のオリジナルでも存在していたようだ。

2019年から2020年にかけて特にLOWで爆発的に人気が高まっており、コラボレーションモデルでなくともプレ値で取引され入手が困難となっている。

また、オリジナルはアメリカの大学に合わせたカレッジカラーで展開されていたため、このカレッジカラーの復刻は人気が高く、ミシガン、シラキュース、ケンタッキーなどと大学名で呼ぶ。他に、セントジョンズ、ビラノヴァ、ネヴァダラスベガス、アイオワカラーが存在していた。

1986年のカタログ

このSPARTAN GREENは、ミシガン州立大学のバスケットチーム、SPARTANSのカラーを採用している。大変ややこしいが、紺黄カラーのいわゆるミシガンは、ミシガン大学のチームであり、別の大学である。なおこのSPARTANSは、1979年にはあのマジックジョンソンを擁し全米一となった名門である。

発売まで

2004年には同様のカラーリングでカットが発売されており、名称はCELTICだった。2008年にはヴィンテージ加工を施した復刻シリーズとして、同様に白緑のカラーが復刻されここでも名称はCELTIC。2019年には、このブームの起爆剤ともなったDUNK LOWでのOFF-WHITEとのコラボモデルが発売され、このときも白緑のカラーリングが採用された。ここでも大学名は使われず、パイングリーンの呼称。

続いて2020年春にDUNK LOWでカレッジカラーシリーズ(ケンタッキーとシラキュース、大学関係ないがブラジルの計3色)が先行して発売され、その後このSPARTAN GREENとMICHIGANが連続してリリースされることとなった。

前日には限定アクセスとSNKRS PASSがあり、SNKRSは抽選となった。

発売日

2020年9月18日

販売方法

snkrs 落選 ⇒奥様がGOT’EM
DSMG ONLINE抽選 -
ATMOS ONLINE抽選 -
そのほかUNDEFEATED、UNION、BEAMS、BAITなど

筆者は2020年の抽選は全滅記録更新中。

価格

14,300円

箱と梱包

箱、梱包ともにインラインのモデルと同じ通常の仕様。抽選だった割に素っ気ない。

全体のデザイン

スニーカーフリークにはもはや定番ともいえるであろう完成されたシルエットに、オリジナルから継承されたシンプルなツートーンカラーが映える。非常に細かく見れば多少の相違はあるものの、オリジナルのシルエットの再現度は高いと言える。

オリジナルとの比較(オリジナル画像:SKITさんHPより)

モニターや画面によるが、写真よりも実物のほうが明るい緑なので、ネットで買われる場合は注意されたい。

ディテール

ダンクの特徴を挙げていくことになってしまうが、同年代のバッシュであるAJ1と比較するとわかりやすいだろうか。基本的なパーツ構成は非常に似通っていて、ソール構成や、トウガードからアイレットまでは微細な違いしかない。シューレースホールも9ホールとなっており、アウトソールのパターンも同一。

DUNK(左)とAJ1(右)

大きく異なるのはヒールとアンクル部分の構成である。一番特徴的なのは、ヒールタブとその下部の段々ステッチ、そして上段アイレットのパーツ。アウトソールとミッドソールの境目がガタガタしているのもダンクだけの特徴である。

ノンエアのためシュータンはNIKEロゴだけで、AJ1のようにAIRの記載はない。

サイズ感と履き心地

通常のNIKEサイズ感か、ほんの少しだが大きめな印象。ハイカットなので脱着が難儀なのと、通気性が悪いため夏には向かないが、冬場は重宝しそう。クッショニングは、ランニングモデルやAIR搭載モデルに比べると当然悪いので、長く履いていると足裏が疲れてくる。サイズ、履き心地ともにBLAZERに近い。

その後の入手方法と価格相場

2020年9月末現在、価格は20,000を超えたあたりで推移している。

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