概要
off-whiteとのコラボレーションにより生まれたアスリートインプログレスコレクションの第3弾となったワッフルレーサー。
もはやお馴染みとなったフライワイヤー、スパイクが搭載され、前作のヴェイパーストリート同様にクリアのリップストップ素材でラッピングされたビジュアルとなっている。黒×ピンク、水色はヴェイパーと同系色のカラーリングでまとめられ、ホワイトはテラカイガーに近いカラーとなっている。今回もアパレル 販売あり。
12/20に発売となったoff-white×ダンクでもフライワイヤーは踏襲されているが、こちらはアスリートインプログレスシリーズではない。
発売まで
他のoff-whiteコラボに比べヴェイパーストリートの人気が今ひとつだったこともあり、同系統デザインのこちらも比較的入手しやすい状況となった。とはいえ1番人気であったホワイトは、国内定価での入手は困難だった。海外でも抽選販売ではあったものの、その後通常販売に全サイズラインナップするサイトもいくつかあった。
snkrsではまたも女性アカウントへの限定オファーがあり、26センチ以下で色はランダムに1人1色で配信されていたようだ。これもヴェイパー同様に余っていたらしい。
発売日
2019年12月12日
販売方法
dsmg 落選
snkrs(通常販売)落選
NIKE LAB 落選
Atmos 千駄ヶ谷店-
ONLINE抽選 落選
OFF-WHITE ONLINE –
筆者はホワイト一択でトライするも海外含め抽選は全滅。
しばらくしてイタリアのリテールslamjamのサイトで通常販売のタイミングがあり、ちょうど送料無料キャンペーンであったことからホワイトを購入。
価格15,960円、関税、送料ともに無しということで結果的にsnkrs で当たるよりも安く購入できた。ただしサイズはwomen’sで31センチ(men’s 30.5センチ)しかなかった(筆者はマイサイ28センチ)だが、10年前ほどに履いていたときからワッフルレーサーは大きめを絞って履くことにしているので、まあいいかと思い購入。レビュー詳細は後述。
価格
16,500円
箱と梱包
全てヴェイパーストリートのときと同様。やや蛍光がかったオレンジのボックス。包装紙はオリジナルの黄色いものが入っており、off-whiteのロゴが小さくプリントされている。
全体のデザイン
ワッフルレーサーをベースに、クリアのリップストップを重ねたデザイン。ソールはワッフルソールに、他2モデル同様ゴムの柔らかいスパイクを追加。これにフライワイヤー(白、水色は緑のシューレース、黒は黒のシューレース)を重ねている。内側部にOFF-WHITEのお馴染みのレタリングが入り、こちらもお馴染みのグリーンのジップタイが付属。
海外のインスタグラムを見ると、ビニール部を切ったり、フライワイヤーの色を変えたり、カスタムをして着用している投稿が目立つ。筆者はフライワイヤーとジップタイを外してノーマルに近い形で履いている。
ディテール
シューレースにはおなじみの”SHOELACE”の文字がプリントされている。シュータンはOFF-WHITE仕様の切りっ放しとなっており、通常より長いものが採用されている。ロゴは、通常の復刻はブロック体だが、ヴィンテージ仕様の復刻と同じ筆記体ロゴを採用。つま先とかかとがめくれ上がったワッフルソールも今回の特別仕様となっている。
サイドビューでもわずかに微妙な形状の変更が行われている。
ミッドソールとアウトソールの間に別のカラーが薄く挿入され、アクセントとなっている。インソールは包装紙と同じグラフィック。
ここからはホワイトのディテールとなるが、ナイロンの部分は白ではなく、やや青みがかっている。テラカイガーでこの部分が黄変したとの情報もあり、気になる方は、保管に注意が必要かもしれない。スウッシュとヒールタブはシルバーになっているが、クリアパーツで覆われているためほぼ同化している。外のスウッシュにはOFF-WHITEコラボのオレンジタグが付いている。
【追記】シューレースの交換
【追記】フライワイヤー(オーバーレイしたシューレース)を外したまま履き続けるのもちょっと勿体ないなと思い、グリーンを白のシューレースに交換。もともとの付属シューレースは先端に特殊な加工がされているので、そのディテールは当然なくなってしまうけれども、ほぼオールホワイトで清潔感のある感じになるので春先から夏にかけても重宝しそう。
サイズによるかもしれないが、付属のフライワイヤーの長さは130cmだった。
なお、昨今のスニーカーショップやスポーツショップで販売されている替えシューレースは平丸紐がほとんどで、エアマックスなどに使われている丸紐を販売している店舗を探すのはけっこう苦労する。筆者も結局、新宿~渋谷エリアで5.6店舗回ってやっとのことで入手できた。
渋谷センター街のASBEEにて税込330円。モリト製の丸紐が販売されているのだが、130cmの取扱いがなく120cmをチョイス。試しにシューレースを通していいか店員さんに聞いてみたところ、快くOKしていただいたので実際に確認したうえで購入でき、まったく問題なし。ゆるゆるに緩めて履きたい場合は、実際につけてみたほうが安心だろう。筆者が購入した当時は発見できなかったが、再度調べてみると楽天でも手に入る模様。
サイズ感と履き心地
ウィメンズサイズの選び方はこれまでも触れてきたがおさらいしておく。
・Women’sでUS11:Men’sのUS9.5となり、Men’s+1.5inch=Women’sのUSサイズとなる
・ただしcm表記は上記の場合Women’s28cm:Men’s27.5cmとなる。(NIKE.COMを参照されたい)
・さらに、このときの「Men’s27.5」は、Men’sのモデルの27.5cmよりもやや小さめ。
・したがってMen’sでのマイサイズが27.5の場合、Women’s28.5cmあたりが安全。
今回のワッフルレーサーについては前述の理由により、Women’s31cm(Men’s30.5cm)をチョイスした。実質Men’sの30.0cm程度と予測され、いつもマイサイズは28.0cmに対し大きめを縛って履きたかったこともあり、問題ないだろうと考えていた。見た目がやはりやや長く見えはするが、紐をきつめに縛ればさほど問題なく履けている。好みの問題もあるが、クラシックなフォルムのシューズなので、むしろキツめを選んでしまってシルエットがぼてっとしないほうがいいのでは。
以前履いていたインラインのワッフルレーサーは、フォアフットにミッドソールがないこともあり長時間歩くと足の裏が痛くなってきたのだが、今回はスパイクの弾力もあってかさほど気にならない。
その後の入手方法と価格相場
総じてヴェイパーストリートと同様の状況であるが、水色、黒の小さいサイズは、定価以下での入札あるいは買い希望無しも散見される。ホワイトはやや割高だが、メンズのコアゾーンでも、定価プラス送料や手数料程度となっており、他のoff-whiteコラボに比べると手に入れやすい。サイズとカラーによるが、19/12/23現在、ENDなどの海外正規リテールショップでもまだ購入可能。
・monokabuで探す(white)
・StockXで探す(white)
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