概要
日本のファッションシーンを牽引し、世界的にも高い評価を受けるsacaiによるコラボレーション。2019年に最初のリリースとなった当モデルは、travisscott、Off-Whiteと並び最も人気の高かったモデル(第2弾の記事リンク)であり、それに続く別カラーのリリース。
70年代、80年代の代表モデルであるLDVとワッフルレーサーをパッチワークしたようなデザインはこれまでと同様。これまでのカラーリングはそのレイヤードを目立たせる方向のデザインだったのに比べ、カラーは統一し素材の切替だけに徹したシックなデザインで白黒2色のリリースとなった。また、前回までの特徴でもあったメッシュのアッパーはナイロンに変更され、よりコーディネイトを選ばない普遍的なデザインとなっている。
名称はこれまでLDワッフルだったが、SNKRSでは今回からLDVワッフルと変更されている。でも結局箱にはLDワッフルと書いてあり何が何だかわからない。
この後は、すでにリークの流れているペガサスとヴェイパーフライの合体モデルへの移行になると思われ、LDVワッフルの形でのリリースは最後になると推測される。
発売まで
2019年秋ごろにはリークが流れ、そのころはオールホワイトとオールブラックのモックアップであった。年末ごろにはブラックのミッドソールはホワイトに変更されそうだというニュースがあり、結局そのままホワイトのミッドソールとなった。
発売時期には世界的なコロナウイルスの流行があり、店舗やサイトにより発売日が前後することとなった。3/10に発売したのはSNKRSとDSMGで、翌々週25日にNIKELAB MA5とsacai ONLINEで発売となった。SNKRSは抽選。
3/10の朝7時ごろに限定アクセスが発行され、26cm以下のサイズだったようだ。筆者の奥様は限定アクセスがあったためホワイトをGot’emされました。
二次流通の価格があまり高騰していないため、足数が多いのではとの説もあるが、すでに6色7色目のリリースであることもあり、真偽のほどは定かではない。
発売日
2020年3月10日、25日
購入方法
dsmg落選
Nike LAB ma5落選
snkrs落選(本当に買えません)
sacai online ◎黒購入
なお、コロナウイルス対策としてma5では3日に分けて当選者への販売を行った模様。
sacai onlineはコラボアイテムの販売時だけオープンされるサイトで、事前登録も必要。以前は登録するタイミングがあったが、今回は登録者にのみ直リンクのメールが送付されたようだ。
価格
18,700円(←前より少し高い..)
箱のデザインと梱包
これまでのsacaiコラボと同様のドローケース方式で筆記体ロゴ入り。包装紙もお馴染みのNIKE sacaiロゴ。
本体のデザイン
これまで同様のデザイン(前回記事リンク)だが、大きな違いは素材。毛足の長いスエードとスムースレザーの切替でレイヤードを表現している。前回のものは、場所ごとに素材が決まっていて、スムースレザーのパーツ同士で二段重ね、スエードパーツ同士で二段重ねになっていた。またメッシュアッパーはナイロンに変更されている。
↑ 第2弾モデルとの比較。今カラーはシンプルさと素材使いが際立つ。
ディテール
大きな変更点は素材だが、それにあわせシューレース素材も変更されており、リボンと革ひものコンビネーションになっており、紐の先端はゴールドのアクセント。通常の平紐も替紐として付属。ロゴやタンのタグなどもすべて同系色のため、さりげない主張が光るデザインとなっている。
ホワイトは、ナイロンの下地となっているウレタンが薄水色のタイプを採用している。最近このウレタンは、Off-Whiteのズームテラカイガーなどでも採用されているが、早期の黄変が報告されており、保管方法に注意が必要になりそう。特に、防水スプレーとの相性が悪そう。
履き心地とサイズ感
基本的に第2弾と同じ(前回記事リンク)で、履き口がやや狭く幅も細いので、通常のNIKEサイズ~1cmアップくらいまで。歩行感は快適。第2弾を履いていての感想だが、やはり階段などで踵を擦ることがあるのと、車の運転がつらい。
その後の入手方法と価格相場
ホワイトのほうがやや人気があり、約2.5万円、ブラックは約2.3万円といったところで推移しており、第1弾⇒第2弾⇒第3弾の順に入手しやすい状況となっている。年末の限定アクセスののち第2弾の価格は3万円前後まで落ちていたが、2020年4月現在、5万円程度まで再上昇している。
関連モデル
sacai×Nike AIR MAX90
sacai×Nike DUNK HI LUX
LDV
waffle racer
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