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■WMNS AIR MAX 95(ウィメンズ エアマックス95) GOAT購入レポート

AIR MAX 95

概要

日本においては、もはやエアマックスの、人によってはNIKEの代名詞といっても過言ではないAIR MAX95。2018年後半くらいから再燃しているスニーカーブームの中でも、再び人気が過熱しているモデルでもある。中でも95年リリースのファーストカラーであるイエローグラデの人気は相変わらずで、復刻のたびに入手困難となっている。また近年ではmita sneakersからサンプルカラー版も発売されとてつもないプレ値となっていたり、ATMOS限定のアニマルパックが爆発的人気となるなど話題に事欠かないモデルである。

上段左:mitasneakers別注のPROTOTYPE(2013) 右:ATMOS別注のANIMAL PACK(2018)
下段:筆者が所持していた2モデル 左:イエローグラデ(1995) 右:JUVENTUS PACK(2003)

人気が継続していることから、さまざまなカラーリングが発売され、オリジナルには少なかったモノトーン系も多数発売されている。数年前であれば、シーズン後半にはセールにかかり、1万円強で買えていたが、最近では1万5千円を切って購入できるチャンスがめっきり減ってしまった。というか、ちょっと前まで定価が1.5万円だったはずだが、円安やら物価上昇やらで1.8万円以上に上がっている。

普段履き用にモノトーンが欲しかったので、GOATで値下がりしていた当カラーを購入。GOATの購入方法も併せてレポートする。

発売店舗

国内ではatmosなど一部の店舗で展開、25.0cm以下の取扱いだったようだ。海外ではメンズサイズの展開あり。

発売日

2019年4月

GOATでの購入方法

ここからはGOATでの購入方法を、送料、関税など含めてレポート。
GOATは、米国発のスニーカー専門のリセールサイトで、鑑定サービス付きが特徴。また、出品者、購入者が双方の希望価格を入札するかたちで売買される特徴があり、StockXに類似したサービスだが、GOATでは中古も取り扱っている。
日本での鑑定つきリセールサイトであるmonokabuやスニーカーダンクは、これら米国で好評だったサービスの日本版を目指して創設されたものである。

米国のスニーカーリセールサイトGOAT。こちらはアプリ画面。¥表記が可能。

プレ値の付いたレアスニーカーを、日本より格安で入手するのに使う人も多いが、今回のように型落ちしたインラインを安値でピックアップする使い方もある。
鑑定つきとは言うものの、正規ルートでない以上はニセモノである可能性はゼロではないので、最悪の場合ニセモノだとしても割り切れる人でなければあまりオススメできない。

購入にはアカウントが必要となるので、登録を済ませておく。カード情報の漏洩などが心配な人はPAYPALを利用するのがよいが、筆者はクレジットカード派。

検索で気になったモデルがあれば、サイズと価格を調べる。新品と中古があるので「BUY NEW」を選択。

サイズごとに出品者と価格が違う

即購入でよければそのままBUYへ、価格交渉したければOFFERで入札。
アメリカからの送料と鑑定料40ドルがかかるので、予算計画上は見積もっておこう。
送料と鑑定料は、何度か価格改定されているようで、今後も変更の可能性がある。

90ドルで出品されていたが、送料足すとまあまあするので80ドルでオファー
オファーが成立すると即契約となるため、オファー時に緑部分をスワイプして同意となる。
送料はこの画面で確認できる。

通常NIKEのマイサイズ28センチ(10inch)の筆者は、ウィメンズ12(メンズ10.5)inchを選択。ウィメンズモデルなので、メンズのinch表記をハーフサイズから1サイズアップ、というのがNIKEのサイズルール。

出品者の希望価格は90ドルのところに80ドルで入札したが、翌朝確定メールが届く。

¥8,763+配送と鑑定料¥4,382で合計¥13,145での購入となった。皮はほとんど使われていないことと、合計¥16,666以下であることから関税は免除であった。

明細はこのような結果に。関税は配達時の請求のはずだが、今回はゼロだった。

価格

国内定価 20,900円

Goatからの配送

購入から7日でDHLから配送され到着。

アメリカでは箱のコンディションはあまり問われないらしいが、GOATではコンディション表記がある。多少凹んだり破れたりしていても関係なく出荷されるそうだが、今回は比較的綺麗なボックス。多少変形していたが、気にならない程度。なお、アプリ上は、箱のコンディション:「Good Condition」と表示されていた。そもそも筆者は箱のコンディションはまったくこだわらない主義です。

蓋の左下にぶつけたシワが入っている程度。

中にgoatの鑑定書が。

包装紙も綺麗な状態。製品の状態も問題無し。

本体のデザイン

95の特徴である地層のような素材の切り替えを全て異素材の組み合わせとした、小技の効いたデザイン。異素材ながらも黒で統一することでシックな表情に纏まっている。ソールは白ではなく、ベージュがかったセイルカラーとしている。95は、ミッドソールが白でも、アウトソールは黒のモデルが多く、スポーティな印象になりやすいのだが、このモデルはアウトソールも明色として、モードな雰囲気を醸し出しているのもポイント。当然汚れますが…

ディテール

アッパーは、レザー、パテント、メッシュで切り替えられている。シューレースホールやタン、タンのタグもキッチリ黒で統一されている。シューレースホールの中央にだけリフレクターが入っていたり、タグだけ白かったり、タン中央だけリフレクターだったり、なかなか真っ黒に染めてくれないのが95の一筋縄ではいかないところだが、このモデルは潔く染め上げてくれた。個人的には、つま先のモヒカンのようなパーツと、タンのリフレクターが、上から見たときに目立つカラーリングが特に苦手で、このモデルにおいては両方が目立たないように処理されている点が最もポイントが高い。

履き心地とサイズ感

筆者は95の購入は3足目であるが、いずれも見た目のボリュームとは裏腹に足入れ感はタイトであり、通常のNIKEサイズあるいは+0.5inchでも問題ないはず。
また、今回はウィメンズモデルのため、前述のように、通常NIKEのマイサイズ28センチ(10inch)の筆者は、ウィメンズ12(メンズ10.5)inchを選択。ウィメンズモデルにも、メンズサイズのinchが併記されているが、メンズモデルのその表記より実物は小さいため注意が必要で、メンズ表記自体を比べていつもの+0.5inchを最低でも選択したいところ。

また、基本的に95は生地が厚く、メッシュを大々的に採用した、ブリーズと名の付くモデルでない限りは通気性がさほどよくないため、中間期から冬場向きである。

95-98頃のAIRはとにかくフルレングスを目指していたきらいがあり、個人的には正直クッショニングは硬い印象である。

その後の入手方法と価格相場

国内正規ルートでは現在入手不可。モノカブ、StockXでも取り扱いがない。海外の正規では、チェコのリテーラーであるFOOTSHOPなどで一部サイズの在庫があるようだ。2次流通では、GOATが安く手に入りやすい状況である。

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