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■NIKE AIR MORE UPTEMPO DENIM(エア モアアップテンポ デニム)

MOREUPTEMPO

概要

シカゴブルズ黄金期のBIG3の一角、スコッティピッペンが着用していたことで有名なエアモアアップテンポ(通称モアテン)。オリジナルは1996年のリリースで、同年開催のアトランタオリンピックのドリームチームカラーも販売された。

最大の特徴は、アッパー全面を覆い尽くすAIRのロゴ。NIKEでは他に類を見ないインパクトを持ったモデル。

バッシュとしての耐久性が求められるため、主にレザーで構成されるモデルだが、厚手のデニム生地に変更したファッショナブルな一品となっている。

これまでデニム関連では、リーバイスコラボや3×1のAIR FORCE1などが注目を集めており、8月に先行するはずだったNIKE BY YOUでのリーバイスコラボの発売延期もあったため、注目度が高まったものと思われる。

延期の末、8/19日まさかの深夜2時にゲリラリリースされたNIKE BY YOU LEVI’S

発売まで

2019年現在、百花繚乱状態のモアアップテンポ

エアモアアップテンポ自体は、発売20周年となる2016年に待望の復刻を果たした。オリジナルカラーの他、オリンピックカラーも復刻され、supremeとのコラボやエアマックス720のソールとのハイブリッドモデルなどの派生形もリリースされ、一大ムーブメントを巻き起こした。

特に2017年に多数のモデルがリリースされたが、snkrs では2018年の夏が最後のリリースとなっており、モアアップテンポとしては約1年ぶりの発売となった。

ブームとプレ値はひと段落した印象ではあるが、未だ人気は根強く、素材を大幅に変更した珍しいモデルでもあることから完売となった。

なおsnkrs の発売前日にはsnkrs passも発行されたが、即時、予約数終了表示となった。

SNKRS PASSも瞬殺。

発売日

2019年8月10日

購入方法

snkrs落選(snkrs passも敗戦)

ZOZOTOWN (NIKE)にて購入

iPhoneの機種変更後、まったく勝てなくなる。
SNKRSの保留中にカートインしてあったZOZOへ

販売方法

snkrsのほか、ZOZOTOWN、ATMOS、billy’s、NIKE直営店、UNDEFEATED、BEAMSなどの店舗・オンラインで販売。即完売。1週間ほどの期間はそれぞれ時折リストックがあった。

価格

¥17,280

箱のデザインと梱包

通常のインラインのもの。

本体のデザイン

通常は、オールレザーでボリューム感と重厚感たっぷりのデザインだが、デニムを濃紺3色で使い分けることで、カジュアルさと軽快な印象を付加している。また、ところどころにネオンオレンジのスウッシュを配置してアクセントを効かせた好デザイン。AIRのパイピングやシューレース、ソールなどのポイントは白で揃え、8月のリリースに相応しい、夏らしい見た目にまとめている。

ディテール

アッパーはデニムとなっているが、硬い裏地を使いバッシュらしい硬めの質感となっている。シュータンは唯一メッシュ素材となっており、通気性を確保する。

シューレースホールドは、AJ9と同じプラパーツとゴムリボンを交互に配し、プラパーツはAIRの文字間に来るようにデザインされている。ゴムリボンは両サイドでつながっており、フィット感向上に寄与している。

アクセントとなるオレンジのスウッシュは、シュータン、インソール、アウトソールに配されている。外周に取り付くスウッシュは刺繍によるものだが、つま先部のものはインディゴ染めされた糸で作られたものと思われる懲った仕様。ほかのカラーではHOTPUNCHモデルを除き、ヒールはジュエルスウッシュとなっているが、今作では刺繍となっている。

今作ではヒールスウッシュは刺繍。HOTPUNCHI(右下)を除き他はジュエルパーツ。

なお、90年代のNIKEのバッシュでは、94年のエアマックスCBや続く95年のエアマックス2アップテンポでAIRMAX93と同型の270°ビジブルエアをヒールにのみ搭載していた。96年のエアマックスアップテンポより、4つに分割されたエアチャンバーの構成となっている。97年のエアマックスアップテンポ3では、より広い範囲でのビジブルエアになった。

モアアップテンポは96年のエアマックスアップテンポのエア構成に近いものとなっている。ヒールは270°エアではなく、分割されている。

なおこれらのアップテンポシリーズは2017年、2018年に一斉に復刻を果たすことになった。

履き心地とサイズ感

通常のNIKEのサイズ感で問題なし。プラパーツのため、シューレースを締めるのがやや難儀なので、強めのフィット感を求める場合はハーフサイズダウンでもいいかもしれない。ただ、硬いシューズなので足幅が広い人はサイズダウンは慎重に。

ソールの歩行感は、NIKEのバッシュらしく硬さとAIRのほどよいクッショニングが跳ね返ってくる感じがある。アッパーも硬めなので、足に馴染むまでは長時間の歩行は疲れるかもしれない。バッシュなので脱ぎ履きはちょっと面倒なのと、夏場の蒸れは避けられない。

その後の入手方法と価格相場

足数はそこそこあるようで、monokabuやStockXでもサイズはそれなりに揃っている。価格相場は¥19,500~22,000で落ち着いている。

関連モデル

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